deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

マイクロミストサウナの事。

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サウナといえば、熱さを我慢しながら汗を流すのが一般的だが、
最近は霧のような温水でじっくりとくつろぐミストサウナの人気も高まっている。

霧の中でも本が読めればもっとゆっくり楽しんでもらえる――と、
本がぬれたり、ふやけたりしない製品を、
松下エコシステムズ(本社・愛知県春日井市)が東京、大阪、東邦の都市ガス3会社と共同開発した。 

◆すぐに蒸発 
鈴木康浩技術グループマネジャー(37)によると、
「水滴が極めて小さいことに、秘密がある」という。 

吹き出すのは直径1マイクロメートル(1000分の1ミリ)未満の温かい水滴で、
従来品の100分の1の大きさにした。
自然の霧雨の雨粒の直径は100~300マイクロメートル、
霧は10~100マイクロメートルだから、霧より小さく、目に見えないほどだ。 

体積に比べて表面積が非常に大きいので、吹き出されるとすぐ蒸発してしまい、本はぬれない。 
「肌触りがマイルドで、使う水も従来の10分の1で済む」
というおまけの効果もあると鈴木さんはいう。 

ここに行き着くまでにはいくつも波乱があった。 

当初考えたのは、湿った樹脂に温風を吹き付けて浴室を加湿する方法だった。
社内の評価は上々だった。 
しかし、ガス会社側から
「水道水の成分で樹脂が目詰まりしやすく、メンテナンスに手間がかかる」と突き返された。 

◆水を「破砕」 
そこからが加湿器や換気扇メーカーの腕の見せどころ。
蓄積されたノウハウを総動員、家庭用加湿器などの「水破砕技術」に賭けた。 

ノズルから温水を噴霧、高速回転するファンにあててさらに水滴を細かく砕く。
水滴を含んだ空気を樹脂製フィルターに通して、
直径1マイクロメートル未満の微細な水滴だけを吹き出す仕組みだ。 

ただファンで細かく砕いても、吹き出し口までの距離によっては、
水滴がくっつきあって粒が大きくなってしまう。
思い通りの水滴を発生させるには、機械の構造やフィルターを改良する必要があった。 

一方で浴室の天井に設置できるようにするため、
装置全体を小型化することにも精力を注いだ。 

努力のかいあって、昨年10月に発売した「マイクロミストサウナ」機能付きの浴室暖房乾燥機は、
すでに1万台の販売契約を獲得するヒットになっている。 
                      asahi.com be on sunday 2006.3.26

http://www.be.asahi.com/be_s/20060326/20060315OKEZ0001A.html

いや~。出合はサウナ大好きっ子なんですよ~。
銭湯で、サウナと冷水風呂を何往復もしますからね~。

ただ、サウナに入っている時、退屈ですからね~。
このマイクロミストサウナなら、色々な本を持ち込めるから、退屈しないですみそう~。