三洋電機は19日、太陽光を電気にする変換効率が22%と、 シリコンを使った製品では世界最高となる太陽電池を開発したと発表した。 同じ面積で生み出せる電力は、現在市販されている電池より10~50%増える。 10年度に量産化の見通しだ。 製造工程を真空にするなどして、発電を妨げる汚れや傷を徹底的に防いだ。 さらに、シリコンの表面を薬液で処理して高さ数マイクロメートル(1000分の数ミリ)の 「山」を無数に作り、反射を抑えて光を効率的に吸収できるようにした。 現在市販されるシリコン太陽電池の多くは、変換効率が15~17%。 より多くの電力を得られる今回の電池は、 コンパクトに設置することが求められる住宅向けなどで注目を集めそうだ。 太陽電池は近年、欧州などで急速に普及し、大手各社は原料のシリコンの調達難に苦しんでいる。 効率を上げれば少ない原料でより多くの需要に応えることが可能になるため、 各社が開発に力を入れている。 画像:三洋が開発した変換効率22%の太陽電池 asahi.com 2007年06月20日07時24分
いや~。今後も変換効率を上げる競争は激化していくんでしょうね~。
がんばれ、SANYO!
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