ナイキ社はコンタクトレンズ・メーカーの米ボシュロム社と共同で、 スポーツ選手のパフォーマンスを向上させるコンタクトレンズ『マックスサイト』を開発した。 アスリート向けの使い捨てカラーコンタクトで、 まぶしい光を抑えて対象物が鮮明に見えるように着色されている。 サングラスと同様、太陽光線の中でも有害な長波長、中波長の紫外線(UVA、UVB)を ほぼすべてカットするだけでなく、光学技術でアスリートの能力を高めてくれる。 レンズの色は、野球やテニスのように 動きの速い物体を背景から識別する必要のあるスポーツに向くアンバーと、 ゴルフのように背景そのものの視認が重要なスポーツに適したグレーグリーンの2色がある。 ナイキ社のスポーツ視覚コンサルタントで、このレンズを開発したアラン・リーチョウ氏によると、 どちらの色も、光を大幅にカットしつつ、 コントラストを際立たせ、対象物を鮮明に見せる効果があるという。 さらにアンバー色のレンズの場合、装用すると、不穏な感じの赤みがかった眼(写真)になる。 ナイキ社によると選手に、この恐ろしげな瞳の印象が和らぐよう改良したほうがよいかと尋ねたところ、圧倒的多数が「このままでいい」と答えたという。 「赤い眼によって威圧的に見せることができ、勝負で優位に立てると感じるようだ」と、 リーチョウ氏は語る。 このレンズは、「視覚ノイズ」の主要素である青色光の90%をカットして対象物を際立たせる(図)。 さらにナイキ社が『ライト・アーキテクチャー』と呼ぶプロセスによって、 レンズを透過する残りの光線の明度と色相を操作する。 その結果、視認性が向上する。野球のボールの縫い目がより鮮明に、 日陰の中にあるものがより明確に見えるようになる。芝生の芝の葉の1枚1枚まで確認できる。 「装着すると、あっと驚くほどの劇的な効果がある」とリーチョウ氏は話す。 HOT WIRED JAPAN 2006年2月8日
いや~。スポーツを科学するって、こんな事までするんですね。。
ちなみに出合も目は悪いですが、コンタクトはちょっと怖くてした事がないです。
ちなみに出合も目は悪いですが、コンタクトはちょっと怖くてした事がないです。
日本の選手はオリンピックに全員このコンタクトを付けて出てはどうですか?