とさか付きティラノサウルス、新種化石を中国で発見 2006年 2月 9日 (木) 03:03 asahi.com 中国・新疆ウイグル自治区のジュラ紀後期(約1億5000万年前)の地層から、 ティラノサウルス類の新種の化石が見つかった。 冠のようなとさか状の突起があり、5色の地層がある場所で見つかったことから 中国語で「五色の冠竜」を意味するコワンロン・ウーカイと名付けられた。 中国と米国などの研究チームが、9日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 見つかった化石は大小2体。いずれもほぼ全身の骨格がそろっており、 歯や頭骨、骨盤などの特徴からティラノサウルス類の新種と分かった。 同類はほとんどがジュラ紀より後の白亜紀の地層から見つかっており、 コワンロンは最古のティラノサウルス類とみられている。 寒い時期に成長が鈍ってできる骨の「年輪」から、 全長3メートルの大きい方は7歳までに成長を終え12歳で死んでいた。 小さい方は6歳で死んでいた。 「とさか」は頭から鼻の上にかけてあって、大きい方では長さ約30センチ、 高さ約10センチ。厚さは約1.5ミリとごく薄かった。 クジャクの尾羽のように、異性にアピールするための装飾だったのではないかと、 研究チームはみている。 近縁種には羽毛があったと考えられており、コワンロンの体も羽毛で覆われていたとみられる。 国立科学博物館の真鍋真・主任研究官は 「ティラノサウルス類のルーツに迫る貴重な発見だ。 東アジアはティラノサウルス類の初期進化の重要な舞台だったのだろう」といっている。 画像は、中国新疆ウイグル自治区の約1億6000万年前の地層から化石が発見された ティラノサウルス類で最古の肉食恐竜の想像図。
このティラノサウルスの復元図は、ジュラシックパークのものとは、かけ離れていますね~。
恐竜自身がドンドン、鳥に近づいて復元されているような...
しかし、中国からは、恐竜の新発見につながる化石が良く出てきますね~。
恐竜自身がドンドン、鳥に近づいて復元されているような...
しかし、中国からは、恐竜の新発見につながる化石が良く出てきますね~。
恐竜書庫も作ります。