クモの化石からDNA抽出も=「ジュラシック・パーク」現実に? 2005年10月 1日 (土) 02:05 【ロンドン29日】英マンチェスター大学の古生物学者、デービッド・ペニー博士は29日、 2000万年前の琥珀の中で発見されたクモの化石から、 血液を取り出すのに成功したと語った。 血液が発見されたことから、DNAも抽出できる可能性があるとの見方が広がり、 実現すれば1993年の大ヒット映画「ジュラシック・パーク」が 現実になることになりそうだ。 (写真は琥珀の中で発見されたクモの化石。マンチェスター大が公表) クモは体長4センチ、幅2センチで、カヤシマグモの新種とみられる。 ペニー博士が2年前にドミニカ共和国の博物館に保管されているのを発見した。 同博士は、木を登っているときに勢いよく流れてきた松やにに巻き込まれて死んだと推測する。 同博士によると、クモは琥珀の中に完全な状態で保存されていた。 血液は、クモが死んだ時期や場所を調べるのに利用した。 琥珀の中でクモの血液が発見されたのは初めてとみられる。 ペニー博士は「ひとかけらの琥珀に入っていた1匹のクモから 2000万年前に起きていたことが分かると考えると、わくわくする」と語った。 マイケル・クライトン原作の「ジュラシック・パーク」は、 琥珀の中に保存されていた昆虫から恐竜のDNAを取り出し、 恐竜をよみがえらせる様子を描いた。〔AFP=時事〕
「そう簡単に、琥珀に入った蚊の化石から恐竜の血液を採取してDNA解析なんて、出来るかいなぁ~」
と思っていたが。。。
研究者の日々の努力、侮りがたし!
あと、マイケル・クライトンのJPを執筆した時の取材力も凄い!
十数年前にこうなる事を予想して、JPを書いたんですからね~。