岩手県久慈市の久慈琥珀(こはく)博物館は17日、同館近くの採掘場から、
琥珀に閉じ込められた白亜紀後期(約8700万年前)のカマキリの化石を発見したと発表した。
カマキリの化石としては日本最古という。
佐々木和久館長が見つけた。頭から押しつぶされた後部までの長さは約14ミリ。
北九州市立自然史・歴史博物館の上田恭一郎・学芸担当部長が鑑定したところ、
獲物を捕らえる「斧(おの)」のつけ根に、現在のカマキリと共通するトゲがあった。
これまで見つかった白亜紀のカマキリにはこのトゲがないといい、
上田部長は「新種の可能性が高い。現在のカマキリと白亜紀のカマキリを結ぶ、大きな発見だ」
と話している。
琥珀は、樹液が250万年以上をかけて固まった宝石で、
久慈市は世界有数の産地となっている。
2008年4月18日00時02分 読売新聞
琥珀に閉じ込められた白亜紀後期(約8700万年前)のカマキリの化石を発見したと発表した。
カマキリの化石としては日本最古という。
佐々木和久館長が見つけた。頭から押しつぶされた後部までの長さは約14ミリ。
北九州市立自然史・歴史博物館の上田恭一郎・学芸担当部長が鑑定したところ、
獲物を捕らえる「斧(おの)」のつけ根に、現在のカマキリと共通するトゲがあった。
これまで見つかった白亜紀のカマキリにはこのトゲがないといい、
上田部長は「新種の可能性が高い。現在のカマキリと白亜紀のカマキリを結ぶ、大きな発見だ」
と話している。
琥珀は、樹液が250万年以上をかけて固まった宝石で、
久慈市は世界有数の産地となっている。
2008年4月18日00時02分 読売新聞