2012年以来途絶えていた
同社の代名詞「ロータリーエンジン」(RE)の復活を発表した。
2ドアスポーツカーの試作車「RX―VISION(ビジョン)」に搭載し、
近い将来の市販を念頭に改良を続けるという。
REは、三角おむすび型のローターの回転で駆動輪の動力を生む仕組み。
同社が世界で初めて1967年に市販に踏み切った。
今回は、燃費の悪さや経営合理化を理由に生産終了した
4ドアクーペ「RX―8」以来の復活となる。
低燃費と軽快な乗り味を両立する技術「スカイアクティブ」の応用により
弱点の克服を目指すという。
小飼雅道社長はこの日の発表会で、
「さまざまな苦難のあったロータリー車が、もう一度受け入れられる日が来る」
と話した。
この新型REは、RX―VISIONをベースとした次期型「RX―7」に搭載され、
復活する見込みだ。
マツダの意地ね。意地。
意地のあるメーカーって好き。