「学祭まで、あと3日やね。頑張ってな。」
「あぁ、オニガワラ(大河原教頭)に掛け合ってくれて、ありがとな。
おかげで音楽室借りれたし・・・。
オレらだけやったら、絶対アカンかったと思うわ。」
「そんなんエエよ。私は、あんたらのバンドのファン1号やもん。
オニガワラには体育館、借してって言ったのに!」
「ホンマありがとう。ええライブするわ。」
その後、
この男子が『カリスマロックシンガー』になるのに10年かかりませんでした。
それは、また別のお話。。。
その後、
この女子はロックシンガーになった男子と結婚しました。だけど3年で離婚。
それも、また別のお話。。。
「ゴロー!!そこどいて!!」
「なんやねん!オレだけ写真仲間外れかいな~。」
(アホ!利奈は、村上君とツーショット欲しがってんの分からんか?)
「おぉ!ゴロー!!ワシと撮ろか~!!」
「ゲッ!!オニガワラ(大河原教頭)!!」
「利奈!後でゴローとツーショット撮ってな。」
「ちょ!村上!待ってや!私も行くで!!」
「おい利奈!授業中やで!!」
「オニガワラ(大河原教頭)見送りに行くんやろ!!
校長蹴って、カンボジアやで!
見送るんが男やろ!!」
「お前、女やん!後で怒られるぞ!」
「オニガワラも言うとったやん!!
男には怒られると分かっとっても、
やらなあかん時があるんやって!!」
「お前、女やん!後で怒られるぞ!」