電気自動車(EV)の開発を手掛ける自動車部品メーカーのゼロスポーツは来年度、
日本郵政グループの郵便事業会社に集配用の車両としてEV約1000台を納入する。
大手自動車メーカーがEV量産を本格化させる前に、ベンチャー企業が大量受注に成功した形だ。
郵便事業会社は既に集配車両の一部をEVに切り替えている。
ゼロスポーツは、事業会社が実際に集配で使っている軽貨物ガソリン車をベースに
EVの試作車を開発。昨年夏から安全性などの実証実験を続けていた。
納入するEVは8時間の充電で約160キロの走行が可能。
価格は大手メーカーのEVをやや下回る水準という。
自社で開発設計を担い、製造は愛知県内の自動車部品メーカーに委託。
部品は基本的に中部地方で調達する。
ゼロスポーツは1998年にEVの開発に着手し、2002年から販売を開始。
1人乗りのEVスポーツカーを市販したほか、小型EVトラックを自治体などに納入している。
中島徳至社長は
「一度にこれだけ大量のEVを受注した例は全国でもないと思う。
培ったノウハウを評価していただけた」と話している。
中日新聞 2010年8月18日
日本郵政グループの郵便事業会社に集配用の車両としてEV約1000台を納入する。
大手自動車メーカーがEV量産を本格化させる前に、ベンチャー企業が大量受注に成功した形だ。
郵便事業会社は既に集配車両の一部をEVに切り替えている。
ゼロスポーツは、事業会社が実際に集配で使っている軽貨物ガソリン車をベースに
EVの試作車を開発。昨年夏から安全性などの実証実験を続けていた。
納入するEVは8時間の充電で約160キロの走行が可能。
価格は大手メーカーのEVをやや下回る水準という。
自社で開発設計を担い、製造は愛知県内の自動車部品メーカーに委託。
部品は基本的に中部地方で調達する。
ゼロスポーツは1998年にEVの開発に着手し、2002年から販売を開始。
1人乗りのEVスポーツカーを市販したほか、小型EVトラックを自治体などに納入している。
中島徳至社長は
「一度にこれだけ大量のEVを受注した例は全国でもないと思う。
培ったノウハウを評価していただけた」と話している。
中日新聞 2010年8月18日