大手コンビニエンスストアのサークルKサンクスは9日、
1台の乗用車を複数の客が共同で利用する「カーシェアリング」のサービスに、
コンビニ業界で初めて本格参入する方針を明らかにした。
1月下旬に東京都内4店舗で導入した後、年内に首都圏の約200店舗に広げる。
コンビニ業界ではローソンやミニストップ、スリーエフも試験的に首都圏の数店舗で始め、
ファミリーマートも近く試験導入する予定だ。
店舗数の多いコンビニでのサービスが増えれば、
「コンビニで車を借りる」という生活スタイルが一気に広がる可能性がある。
カーシェアリングは、自家用車を持たない家庭の増加などを背景に都心部で広がっている。
マンション分譲会社やレンタカー会社、
時間貸し駐車場の運営会社などが会員制のサービスを始めており、
6時間以上の利用が前提となることが多いレンタカーと違って
料金が15~30分単位で設定されているため、
買い物、子どもの塾や保育園への送迎など短時間の利用に便利だ。
店舗数の多いコンビニが導入すれば、会員が利用しやすくなる。
サークルKサンクスは、カーシェアリングの運営会社「日本カーシェアリング」と提携し、
コンビニの駐車場に軽乗用車を1台ずつ配置する。
利用希望者は、入会金と会員カードの発行料計5250円を支払う。
車を使う際には、携帯電話やパソコンで希望する店舗の車を予約。
コンビニの駐車場にある車に会員カードをかざしてドアロックを解除し、
車内にあるキーでエンジンをかける。
利用料は30分単位で午前7時~午後9時は800円、午後9時~午前7時が500円。
車を返却する際にコンビニ店頭で支払う。
利用料にはガソリン代、保険料などが含まれており、追加の出費は必要ない。
ただ、各店舗で1台を共用するため、希望の店で他の会員が車を使っている間は利用できず、
レンタカーと違い車の返却は借りた店で行う必要がある。
調査会社の矢野経済研究所によると、カーシェアリングの会員数は2009年に1万人を超えた。
同研究所は、コンビニの参入などで、13年には5万人を突破するとみている。
(2010年1月9日 読売新聞)
1台の乗用車を複数の客が共同で利用する「カーシェアリング」のサービスに、
コンビニ業界で初めて本格参入する方針を明らかにした。
1月下旬に東京都内4店舗で導入した後、年内に首都圏の約200店舗に広げる。
コンビニ業界ではローソンやミニストップ、スリーエフも試験的に首都圏の数店舗で始め、
ファミリーマートも近く試験導入する予定だ。
店舗数の多いコンビニでのサービスが増えれば、
「コンビニで車を借りる」という生活スタイルが一気に広がる可能性がある。
カーシェアリングは、自家用車を持たない家庭の増加などを背景に都心部で広がっている。
マンション分譲会社やレンタカー会社、
時間貸し駐車場の運営会社などが会員制のサービスを始めており、
6時間以上の利用が前提となることが多いレンタカーと違って
料金が15~30分単位で設定されているため、
買い物、子どもの塾や保育園への送迎など短時間の利用に便利だ。
店舗数の多いコンビニが導入すれば、会員が利用しやすくなる。
サークルKサンクスは、カーシェアリングの運営会社「日本カーシェアリング」と提携し、
コンビニの駐車場に軽乗用車を1台ずつ配置する。
利用希望者は、入会金と会員カードの発行料計5250円を支払う。
車を使う際には、携帯電話やパソコンで希望する店舗の車を予約。
コンビニの駐車場にある車に会員カードをかざしてドアロックを解除し、
車内にあるキーでエンジンをかける。
利用料は30分単位で午前7時~午後9時は800円、午後9時~午前7時が500円。
車を返却する際にコンビニ店頭で支払う。
利用料にはガソリン代、保険料などが含まれており、追加の出費は必要ない。
ただ、各店舗で1台を共用するため、希望の店で他の会員が車を使っている間は利用できず、
レンタカーと違い車の返却は借りた店で行う必要がある。
調査会社の矢野経済研究所によると、カーシェアリングの会員数は2009年に1万人を超えた。
同研究所は、コンビニの参入などで、13年には5万人を突破するとみている。
(2010年1月9日 読売新聞)
東海地方の企業や自治体による
家庭用電源から充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)の導入が始まった。
コンビニエンスストア大手サークルKサンクスや愛知県などは
24日に愛知県庁でPHVの合同納車式を開催。
営業車両や公用車によるCO2の排出を抑えることで地域での温暖化対策に弾みをつける狙いだ。
納車式には中部電力、豊田市、安城市も参加。
1台ずつをリース契約で導入した。
トヨタ自動車がハイブリッド車「プリウス」をベースに開発した車で、
サークルKサンクスは、社員が店舗を巡回する際に活用する。
豊田市内2店舗には充電スタンドも設置した。
中電は2009年度中に計10台のPHVを導入し、
20年度までに営業車両の約4割にあたる1500台を電気自動車かPHVに入れ替える。
自治体側は「PHVの展示や試乗会などで県民の環境保護意識を高めたい」考え。
09年度中に計20台のPHVを導入する豊田市は
「環境保護の大切さを実感してもらうためには新しい施策が必要」(鈴木公平市長)と
PHVの普及を後押しする。
(2009年12月25日 読売新聞)
家庭用電源から充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)の導入が始まった。
コンビニエンスストア大手サークルKサンクスや愛知県などは
24日に愛知県庁でPHVの合同納車式を開催。
営業車両や公用車によるCO2の排出を抑えることで地域での温暖化対策に弾みをつける狙いだ。
納車式には中部電力、豊田市、安城市も参加。
1台ずつをリース契約で導入した。
トヨタ自動車がハイブリッド車「プリウス」をベースに開発した車で、
サークルKサンクスは、社員が店舗を巡回する際に活用する。
豊田市内2店舗には充電スタンドも設置した。
中電は2009年度中に計10台のPHVを導入し、
20年度までに営業車両の約4割にあたる1500台を電気自動車かPHVに入れ替える。
自治体側は「PHVの展示や試乗会などで県民の環境保護意識を高めたい」考え。
09年度中に計20台のPHVを導入する豊田市は
「環境保護の大切さを実感してもらうためには新しい施策が必要」(鈴木公平市長)と
PHVの普及を後押しする。
(2009年12月25日 読売新聞)