deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

都心の熱を冷ませ 皇居のお堀浄化の事。

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皇居外苑のお堀をきれいにして、都心部ヒートアイランド現象を和らげよう――。
環境省は、お堀に地下水などを引き込み、よどんだ水を浄化しながら水温を下げる検討を始める。
皇居で生まれる冷気を周囲のビル街に流れやすくするのがねらい。

皇居は都内有数の緑地。盛夏は周囲の高層ビル街と比べてかなり涼しい。
環境省によると、07年8月の皇居の平均気温は28度で、
周辺のビル街は29.8度。ビル街との温度差は最も大きいときは、4度以上にもなったという。

この冷気を生かそうと、東京駅ビルの再開発と合わせて周囲の道路の舗装を変え、
街路樹を増やし、「風の道」を作る試みも進んでいる。

ただ、皇居とビル街の間にあるお堀が、
冷気の流れをさえぎっている可能性があることがわかってきた。
お堀の水は昼間に温められ、夜でも水温は28度ほどで、気温より2~5度も高いまま。
このために、冷気が通過するときに温められたり、
お堀のところで上昇気流が生じて流れが滞ったりしているのかもしれない。

皇居外苑のお堀は12カ所で、水面の面積は計約37万平方メートルに及ぶ。
蓄えられている水はおもに雨水で、ほとんど循環していない。
65年に淀橋浄水場(新宿区)が閉鎖されて以来、外部から水が供給されない。
よどみがちでアオコの発生など水質悪化も懸案になっている。

環境省は今春から、冷気が流れ込まない仕組みの解明のほか、お堀の水を外から引き込んだり、
循環させたりすることで水質改善と水温低下につながるかどうか検討する。
利用されていない地下水や、地下鉄の側溝に流れているわき水
周辺ビルで使う水などを活用した場合の冷却効果や地盤への影響などについても調べる予定だ。

asahi.com 2009年1月25日1時0分

いや~。2006年10月に当ブログで取り上げた記事が少しずつですが進行してましたね。
↓この記事です。
皇居の冷気を丸の内に、環境省“涼風の通り道”整備へ の事。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/42600996.html

この皇居の冷気を利用する他に、周辺の建物には、
●壁面緑化(←屋上緑化だけではもの足りない!)
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/42879752.html
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/36501686.html

●ドライミスト(←確実に普及してますね。)
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/folder/1495950.html

を合わせて実施すれば、ヒートアイランドもかなり押さえられるのでは?
いずれにせよ、今から今年の夏の猛暑対策をしておかないと!!