「カレイの王様」と呼ばれるマツカワの稚魚が、
緑色の光で早く成長することを、高橋明義・北里大教授(海洋分子生物学)と、
山野目健・岩手県内水面水産技術センター主任専門研究員の研究チームが発見した。
緑の光が、食欲を増すホルモンの分泌を促しているとみられる。
手軽で効率のいい養殖法として期待される。
実験では、マツカワの稚魚60匹を4群に分け、
自然光と、色付きフィルターで自然光を赤、青、緑に変えた光をあてた水槽で、
それぞれ14週間育てた。
すると緑の光の群は、自然光に比べ体長が6%、体重も16%大きくなった。
赤と青は自然光と差がなかった。
研究チームは03年、白い水槽で育てたマツカワの成長が、
黒い水槽より早いことを発見。
脳内で、メラニン凝集ホルモンが大量に分泌されていた。
このホルモンには食欲増進作用がある。
緑の光で育てたマツカワでも、同じことが起きている可能性があるという。
マツカワはカレイの一種で、北海道から東北にかけての太平洋に分布する。
味はいいが漁獲量が極めて少なく「幻の魚」と呼ばれる。
養殖もできるが、出荷まで稚魚から2~3年かかる。
高橋教授は「薬や遺伝子組み換えなどに頼らず、早く育てる方法になりそうだ」と話す。
毎日新聞 2008年10月25日
緑色の光で早く成長することを、高橋明義・北里大教授(海洋分子生物学)と、
山野目健・岩手県内水面水産技術センター主任専門研究員の研究チームが発見した。
緑の光が、食欲を増すホルモンの分泌を促しているとみられる。
手軽で効率のいい養殖法として期待される。
実験では、マツカワの稚魚60匹を4群に分け、
自然光と、色付きフィルターで自然光を赤、青、緑に変えた光をあてた水槽で、
それぞれ14週間育てた。
すると緑の光の群は、自然光に比べ体長が6%、体重も16%大きくなった。
赤と青は自然光と差がなかった。
研究チームは03年、白い水槽で育てたマツカワの成長が、
黒い水槽より早いことを発見。
脳内で、メラニン凝集ホルモンが大量に分泌されていた。
このホルモンには食欲増進作用がある。
緑の光で育てたマツカワでも、同じことが起きている可能性があるという。
マツカワはカレイの一種で、北海道から東北にかけての太平洋に分布する。
味はいいが漁獲量が極めて少なく「幻の魚」と呼ばれる。
養殖もできるが、出荷まで稚魚から2~3年かかる。
高橋教授は「薬や遺伝子組み換えなどに頼らず、早く育てる方法になりそうだ」と話す。
毎日新聞 2008年10月25日
いや~。ずっと緑色の世界でいると、おかしくなりそうですけど。。
薬や遺伝子組み換えよりはマシですね。
魚の効率的な養殖方法が求められていますしね。
薬や遺伝子組み換えよりはマシですね。
魚の効率的な養殖方法が求められていますしね。