棋士の直感の解明を目指すプロジェクトの研究の成果。
活発化した脳の一部分が大きくなるという仮説「脳ダコ」にあたる可能性も
あるという。
理研脳科学総合研究センターは、四~七段のプロ
棋士のグループと、
2組のア
マチュアの計3グループを対象に脳の働きを調べた。
実戦の局面とでたらめに駒を並べた盤面を一瞬見せて、どちらか判別させる実験では、
プロ
棋士は0.1秒見ただけでほとんど区別できたのに対して、
ア
マチュアの四、五段グループは0.5秒、初段では1秒必要だった。
さらに、盤面を次々に見せながら
機能的磁気共鳴断層撮影(f
MRI)装置で脳を調べたところ
頭頂葉の背内側部と呼ばれる部分の
2センチ立方ほどの大きさの領域の働きが活発化していることがわかった。
プロ
棋士11人のうち8人が活発化、
高いレベルのア
マチュアも難易度が低い局面では活発化していた。
研究チームは、活発化した領域が
指のペンだこのようになる「脳ダコ」にあたるのかの解明などを進めていく。
2008年7月10日23時28分
朝日新聞
いや~。耳にタコではなくて、脳にタコですか~。
やはり脳って、使えば使うほど進化するんですかね?