東日本フェリーが九月一日から函館-青森間で就航させる 世界最大級の高速フェリー「ナッチャンRera(レラ)」(一○、七一二トン)。 二十三日に函館沖で行われた内覧・特別試乗会に参加し、 ひと足早い新造船の乗り心地を確かめた。(大城道雄) 「ナッチャンRera」は全長一一二メートル、幅三○・五メートルで、旅客定員は七百七十四人。 時速六十七キロで、函館-青森間をこれまでより二時間五分早い片道一時間四十五分で結ぶ。 この日は函館港フェリーターミナルを出発、 函館山沖五キロの海上で折り返す往復二十キロの「ミニ航海」を行い、 途中では時速八十キロまで速度を上げ、自慢の速さをアピールした。 船内は一階から四階まであり、客室部分は三、四階。 三階はエコノミークラスとビジネスクラスの客席で、 エコノミークラスのシートは船首向きに五百六十八席並ぶ。 高さ一・二メートルほどの窓からは百八十度の景色を見渡せる。 四階はエグゼクティブクラスのシート。 シングルとペア合わせて九十四の各席には船首からの映像や映画を流すモニターがあり、 ゆったり船旅が楽しめる。 最新の船とあって揺れも少なく、その分、沖に出てからの速さは感じにくかったが、 帰港の際は陸地がぐんぐん迫りスピードを感じた。 乗船していた東京牛乳運輸社長の見城尚義さん(60)は 「内装も素晴らしく、不快な揺れもない。 この船なら一時間四十五分しか乗っていないのはもったいない」と感想を話していた。 この日は船体のイラスト画をデザインした京都市の小学二年生、 川嶋なつみさん(7つ)も招待された。 「絵は魚の図鑑を見ながら描きました。たくさんの人に見られるのはちょっと恥ずかしいけど、 自分の絵が船に描かれうれしい」と話していた。 07/08/18 08:23 北海道新聞
いや~。斬新な形状のフェリーですね~。
これからのフェリーは、この様なデザインが主流になるんですかね~。
しかし、凄いネーミングの船ですね~
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しかし、凄いネーミングの船ですね~