植物に人工的に突然変異を起こさせる方法で、 街路樹に使われる「つる性植物」の二酸化窒素の吸収能力を1.4~1.8倍に高めることに、 広島大学などの研究チームが成功、2日に文部科学省で発表した。 二酸化窒素は自動車などの排ガスに含まれる大気汚染物質の一つ。 高速道路の壁面など道路脇に植えれば、浄化に役立ちそうだ。 広島大の高橋美佐助教と日本原子力研究開発機構の長谷純宏研究員らは、 本州から沖縄に分布するつる性の常緑樹「ヒメイタビ」に、 イオンを加速させたイオンビームを照射して、人為的に突然変異を起こさせた。 この結果、ヒメイタビの二酸化窒素の吸収量が増大、植物体内の代謝も高まった。 ヒメイタビは吸収した二酸化窒素の7割を栄養にしてしまうという。 研究チームは「KNOX」と名付け、新品種の登録を出願した。 画像:「KNOX」と名付けられた二酸化窒素の吸収力を高めたヒメイタビ=文部科学省で asahi.com 2007年08月03日07時30分
いや~。この植物を日本の高速道路の脇に植えましょうか?
二酸化窒素を栄養にするとはねぇ~。
二酸化窒素を栄養にするとはねぇ~。