トヨタ自動車は25日、 家庭用電源で充電できる「プラグイン・ハイブリッド車(HV)」の試験車両を報道陣に公開した。 同日に国内で初めて国土交通省の認可を取得し、今秋から公道で走行試験を開始する。 近く米国や欧州でも同様の試験を行う予定だ。 ■HV「プリウス」がベース 同社はHVの可能性を広げる技術とみて実用化を急いでいるが、 滝本正民副社長は 「現在の電池の水準では難しい。より小型で大容量な電池の開発次第」としている。 試験車両は、現行のHV「プリウス」をベースに、ニッケル水素電池をプリウスの2台分搭載。 200ボルトの家庭用電源につなげば一時間程度で充電が完了し、 電気だけで13キロ走行できる。最初は主に電気で走行し、充電分が少なくなると、 エンジンとモーターによる通常のHV走行に切り替わる。 報道陣向けの試乗会では、アクセルを強く踏み込んでもエンジンが作動せず、 電気走行特有の静かで滑らかな加速を体感できた。 ■燃料代41%削減 1日の走行距離を25キロと想定し、電気代が割安な夜間に充電すれば、 プリウスより燃料代を41%減らせるという。 発電時などを含めた社会全体の二酸化炭素(CO2)排出量も削減できる。 走行試験は、8台の車両を使って都市部や地方など複数の場所で行い、 実用化に向けたデータを収集する。 画像:プラグイン・ハイブリッド車」を公開し、 家庭用電源で充電するトヨタ自動車の滝本正民副社長 2007/07/25 19:01 SANKEI WEB
いや~。現行のプリウスより、更に41%のコスト削減ですか~?スゴイ!!