グライダーのように空を飛ぶ最古の哺乳類(ほにゅうるい)の化石が、 中国・内モンゴル自治区の1億2500万年以上前の地層から見つかった。 空飛ぶ哺乳類の歴史が7000万年以上さかのぼることになり、 哺乳類は、鳥類とほぼ同じ時期に空を飛び始めたことを意味するという。 米国自然史博物館と中国科学院古脊椎(せきつい)動物・古人類研究所の研究グループが 14日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。 見つかったのは全長12~14センチ、体重約70グラムと推定される小型哺乳類の化石。 長い手足のほかモモンガやコウモリが持つ空を飛ぶための皮(飛膜)を持っており、 「古代の空飛ぶ獣」という意味のボラティコテリウム・アンティクウスと名付けられた。 ジュラ紀中期から白亜紀前期(1億7500万年前~1億2500万年前)の中生代に 生きていたとみられる。 空を飛ぶ最古の哺乳類はこれまで、 5100万年前と推定される地層から見つかったコウモリの仲間と考えられていた。 画像上 新しく化石が見つかった空飛ぶ哺乳類の想像図=ネイチャー提供 画像下 新しく見つかった空飛ぶ哺乳類の化石(右下の物差しの長さは2センチ)=ネイチャー提供 asahi.com 2006年12月14日
いや~。鳥類と同じくらいのタイミングで哺乳類も飛ぼうとしていたんですね~。
どうして鳥類と哺乳類で、こんなにも差が出てしまったんでしょうね?
どうして鳥類と哺乳類で、こんなにも差が出てしまったんでしょうね?