【ワシントン9日共同】米航空宇宙局(NASA)は 米東部時間9日午後8時47分(日本時間10日午前10時47分)、 フロリダ州のケネディ宇宙センターからスペースシャトル「ディスカバリー」を打ち上げた。 夜間の打ち上げは4年ぶり。 当初は7日の打ち上げ予定だったが悪天候で延期され、2度目の挑戦だった。 ディスカバリーは2日後に国際宇宙ステーションとドッキング、太陽電池パネルの一部を折り畳み、 電気配線をつなぎ替えるなど「これまでで最も複雑な建設作業」(NASA)をする。 帰還は日本時間22日午前6時17分の予定。 シャトルは2003年のコロンビア空中分解事故以降、 打ち上げ時の断熱材落下などを監視するため、日中の打ち上げに限ってきた。 事故後、野口聡一宇宙飛行士の飛行を含め3回の打ち上げで一定の安全性が確認されたとして、 今回は条件を緩和した。 NASAは10年までにシャトルをあと13回打ち上げ、国際宇宙ステーションを完成させる方針だ。
ISSの完成まで頑張れシャトル!!