私たちの太陽系がある銀河系(天の川銀河)の立体的な全体像を、 国立天文台と東京大の研究チームが世界に先駆けて作製した。 銀河系は一部がゆがんだ円盤状で、これまで6本とされていた渦巻きの「腕」は5本だとわかった。 和歌山市で開かれている日本天文学会で、28日発表する。 銀河系内を目に見える光で観測しようとすると、宇宙空間のちりがじゃまをする。 そのため、チームは銀河系内に豊富にある水素原子などが出す電波に着目。 欧米や豪州などの電波望遠鏡がこれまでに観測したデータを集め、 6年かけて水素ガスの量や動きを分析、銀河系の立体構造を浮かび上がらせた。 チームの国立天文台野辺山宇宙電波観測所の中西裕之研究員(電波天文学)は 「銀河系の形がわかる地図のようなもの。教材としても役立ててもらえれば」といっている。 画像は、 作製された銀河系の立体図。左下方向にゆがんでいる。 赤は中性水素原子ガス、緑は水素分子ガスを示す。 黒く欠けている部分はデータが少ないため表示されていない asahi.com 2006年03月28日
すみません。。この地図の見方がわかりませぬ。。。