次世代の自動車として注目されている電気自動車には 様々な駆動方式が研究されていますが、その一つがインホイール・モーター方式です。 この方式のメリットは運動性能や車体設計自由度の向上ならびに居住スペースの拡大にありますが、 一方、ばね下重量が重くなることによる乗り心地の悪化や、 タイヤの接地性低下による走行安定性の悪化などのデメリットもあります。 「ブリヂストン・ダイナミックダンパータイプ・インホイール・モーターシステム」は、 このインホイール・モーター方式のメリットはそのままにして、 これらのデメリットを改善したシステムです。 今回開発した「バージョンIII」は、これらの要素に加えて、 モーターをアウターローター方式からインナーローター方式に変更し、 また、その他の部品にも改良を加えることでシステム自体を「バージョンII」よりも さらに小型・軽量化しております。 この「ブリヂストン・ダイナミックダンパータイプ・インホイール・モーターシステム バージョンIII」は、「バージョンII」システムと同様、 2000年より足回り(サスペンションモジュール)の共同研究で 当社と技術提携をしているKYB株式会社、 曙ブレーキ工業株式会社との共同開発により実現したもので、 今後も「バージョンII」と「バージョンIII」の実用化へ向けて 更なる研究・開発を進めてまいります。 また、当社はタイヤのみならず、 タイヤを含めた周辺システムの研究、開発、提案を通じて、 今後も車社会の発展に貢献していきたいと考えております。 ブリヂストン企業関連ニュース
タイヤメーカーがインホールモーターを開発しているんですね~。
タイヤの中にエンジン(この場合はモーターですけどね)を埋め込んでいくのは
今後の車開発の主流でしょうね。。。
タイヤの中にエンジン(この場合はモーターですけどね)を埋め込んでいくのは
今後の車開発の主流でしょうね。。。