deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

風力発電を考えるの事。

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画像はドイツの世界最大級の風力発電機です。

日本もこれ位、大きい風車を作れば…
と短絡的には申しません。

問題が結構あります。

●稼動率の問題
風力発電の稼動率は、現在約20%ほど
つまり一年の内10ヶ月位は無駄に回っている。

酷い風車は、事前調査をないがしろにした為に、全く風の吹かない所に立てて、
風車が回っていたためしがない!というものさえ、あるという。。。
出来の悪いオブジェでしかないじゃん...

風力発電機をビジネスとして立てる場合、事前調査を怠ってはいけません。
(現在、調査ノウハウが備蓄されている時期なのだろうが。。。)

あと、メンテナンス時間。
海外製の風力発電機の場合、部品交換・修理などに、
最悪の場合、パーツを本国取り寄せなどになると、一ヶ月以上かかるとの事。
当然、取り寄せの間、電気を作ってくれません。。

日本製風力発電機がやはり、
日本における、風力発電機のトップシェアを取らない事にはいけないでしょう。

 日本の技術力はァァ、世界一ィィ-!とは思いませんがね。

更に、抜本的に風力発電機の稼動率をUPする研究も日本にて実施されています。
↓このブログでも書いたハイブリッド型発電機です。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/5633902.html

今後、上記の事を踏まえて、問題点を解決していけば、
風力発電機の稼動率は、UPしていくでしょう。

●売電の問題
風力発電など、エコロジー発電で生産した電気は、電力会社に買い取られます。
エコロジー発電所は、その買い取られたお金が売上金となるわけです。

ところが現状、火力や原子力発電の方が安価に電気が生産できてしまうのです。
電力会社としては、無理をしてまで風力発電の電気を買い取りたいとは思わないわけです。
(↑電力会社も民間企業ですから。)
今は、政府の政策(買い取り金額の補助)でなんとかしていますが、
こんな事では、風力発電所はいつまでたっても実質的に儲からずビジネスモデルとして成立しない。

では、どうするか?
風力発電で生産した電気により、
ダイレクトに高付加価値商品を作成してしまうというのはどうでしょう?

ようするに、高付加価値商品の生産工場の近辺に風力発電所を建設し、
生産する電気はその工場専用にしてしまうのです。
その工場にて生産される商品の原価を下げる事に貢献すれば、
売電に頼らずともよいですし、利益は生産された商品で賄える。

このブログにも書きましたが空きビル植物工場化が良いと思います。
↓植物工場の電気を風力発電機で少しでも補えばという考えです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/5828733.html
風力発電機の立地条件がきついか?

↓もしくは、電車の線路際に、風力発電機を立て連ねる。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/5322280.html

電気を大量消費する電車と直結させ、
風力発電所は電鉄会社(JRとか)が経営すれば問題は解消されやすい?

当然、上記で、出合が考えた事は、まだまだ稚拙な考えですし、
具現化するにも相当な問題が、山積みでしょうが、
問題をどうやって解決するか、考えないよりは100倍ましです。

今、キチンと様々な世の中の問題を解決していかない事には、
将来もっと我々&子供達は苦しむ事になります。(←夏休みの宿題と同じ!)

このネタ、夏休み中に考えたんだけど、色々考えているうちに夏休み終わってた。。。