18日午後、伊豆大島の沖合に到着し、
エアクッション揚陸艇を使って車両の陸揚げを始めました。
伊豆大島の沖合には午後3時半ごろ、
輸送艦は、土砂崩れが起きた地域で、
流木やがれきの撤去に当たる陸上自衛隊の重機やトラックなどの
車両およそ50台を積み込んで、
18日午後0時半ごろ神奈川県の横須賀基地を出港し、
伊豆大島に向かっていました。
島の港は大型船が入港できないため、
重機などの車両は、輸送艦に搭載されているLCACと 呼ばれる
エアクッション揚陸艇を使って陸揚げされました。
LCACは、輸送艦の後部から発進すると、
波しぶきを上げながら海上を進み、港の近くにある砂浜に
そのまま乗り上げ、重機などを降ろしていました。
伊豆大島では、住民など多くの人の安否が分かっていませんが、
警視庁や消防、自衛隊などによる
捜索は、大量の土砂に流木が混ざるなどしているため
難航しているということです。
このため自衛隊は、陸揚げした重機とともに、
およそ130人の隊員を新たに派遣し、合わせて400人余りの
態勢で捜索に当たることにしています。
自衛隊がんばれ!