deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『藻から燃料!目指せ【産油国】』の事。


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原油価格の高騰や地球温暖化が進む中、
石油に代わる再生可能エネルギーとして小さな藻類が脚光を浴びている。
藻が作る高品質の油を
航空機のジェット燃料等に活用しようと研究開発が進行中だ。
大量培養で安価に生産できれば、
資源に乏しい日本が「産油国」になれるかもしれない。

微小藻類には、石油とほぼ同じ成分の油を作り貯蔵するものがある。
バイオ燃料の原料となるトウモロコシなどと違い、
藻類は食糧需要と競合しない上、
面積当たりの生産量が陸上植物に比べ桁違いに多い。
国土の狭い日本にとって利点が多く、
実用化を視野に入れた動きが加速している。

筑波大の渡辺信教授らは4月、仙台市の下水処理施設に実験拠点を開設し、
生活排水に含まれる栄養分で藻を育て油を抽出・精製する研究を始めた。
施設は東日本大震災で被災しており、地域の復興につなげる狙いもある。

研究には光合成を行う緑藻のボトリオコッカスと、
渡辺教授らが沖縄県で発見したコンブの仲間のオーランチオキトリウムという
2種類の藻を使う。

成28年度まで実験し、大量生産や効率化の手法を探る。
藻から作る燃料の生産コストは現在、
1リットル当たり500~1500円程度とガソリンよりもはるかに高いが、
渡辺教授は「まず1リットル当たり200~400円程度まで下げたい」と話す。

藻類から油を作る研究は米国が先行しているが、
日本は培養や抽出・精製で高い技術力を持つのが強みだ。
経済産業省は42年までの実用化を目指して研究開発を後押しする。

大量培養の技術革新や生産性の高い新種の発見などで、
最大の課題である生産コストを引き下げられれば、
日本が産油国への仲間入りも夢ではない。



いや~。リッター1,500円なんて無理じゃん!!って思ってるでしょ?
下記記事を、ご覧下さい。
日本の技術者達って、
カ・ナ・リ、しぶといんですよ~。


『藻の油70%混ぜ車走行に成功』の事。

『石油作る藻 仙台市、筑波大・東北大と研究着手へ』の事。  

『日本が産油国になる日』の事。

『油生産効率10倍“藻”発見』の事。 

「石油」つくる藻類、日本で有望株発見の事。 
  

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