deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『炭素繊維でジェットエンジン』の事。

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県工業技術センターは19日、IHIなどと協力し、
軽量で丈夫な炭素繊維を使ったジェットエンジンの試作を、
来年1月に始めると発表した。

炭素繊維の重さは、エンジン材料で一般的なチタン合金の約3分の1で、
軽量化により5~10%の燃費改善を期待できるという。
2、3年後の製品化を目指す。

センターなどによると、国内で炭素繊維を用いたジェットエンジンは、
まだ実用化されていない。
エンジンのカバーに採用する予定だが、
耐熱性や耐久性が確認できれば、利用範囲を広げる方針。

カバーを炭素繊維にすれば、
2~3トンのエンジンの重量を、100~150キロ軽くできるという。

センターは1995年から炭素繊維の研究に取り組んでおり、
最薄で0・04ミリに均一に延ばせる

センターの技術にIHIが注目した。
IHIの子会社「IHIエアロスペース」と染色加工会社 「ミツヤ」がそれぞれ、
試作用の製造設備を設置してこの技術を活用。
IHIがエンジン部品の設計、センターが性能評価などを担当する。
設備導入などの事業費約2億1000万円のうち、
3分の2は国の補助金を受ける。

炭素繊維は鉄の10倍の強度があるといい、
すでにテニスラケットやレーシングカーの部品などに使われている。
センターの宮崎孝司所長は
炭素繊維の技術が、大きな出口に向かって進む
段階に来た。さらに技術が広く使われることを願っている」と語った。

画像は、ジェットエンジンの材料に使う予定の炭素繊維素材

2011/07/21(木)

いや~。時代はチタンさえ古いんですね~。
これから、車もカーボンになっていくのか?