橋下知事、市長の「地下鉄100円案」を痛烈批判 「得は市内だけ」
大阪市の平松邦夫市長が、市営地下鉄の1駅区間の乗車料金を
現行の200円から100円に値下げする方針を表明したことを受け、
大阪府の橋下徹知事は24日、
「100円で得をするのは市内の人だけ。改革にならない」と平松市長の方針を批判した。
平松市長は「利便性の向上で市営地下鉄の価値を高められる」と、値下げに踏み切る意向。
値下げによって、これまで自転車などを利用した短距離移動の顧客を呼び込めるという期待がある
さらに、自転車利用者が地下鉄利用に切り替えることで、
市内で問題化している違法駐輪を減少させる狙いもあるという。
しかし、橋下知事はこの日、
「地下鉄の利用者は市外の人の方が多い。1駅区間だけ乗ることはない」とし、
100円に値下げをしても、市外の利用者には恩恵はないと「平松構想」を激しく批判。
「市役所には任せられない」としたうえで
「平松市長は市内の人のことだけを考えている。地下鉄は広域行政体がやるべきだ」と語った。
産経ニュース 2010.8.24 12:31
大阪市の平松邦夫市長が、市営地下鉄の1駅区間の乗車料金を
現行の200円から100円に値下げする方針を表明したことを受け、
大阪府の橋下徹知事は24日、
「100円で得をするのは市内の人だけ。改革にならない」と平松市長の方針を批判した。
平松市長は「利便性の向上で市営地下鉄の価値を高められる」と、値下げに踏み切る意向。
値下げによって、これまで自転車などを利用した短距離移動の顧客を呼び込めるという期待がある
さらに、自転車利用者が地下鉄利用に切り替えることで、
市内で問題化している違法駐輪を減少させる狙いもあるという。
しかし、橋下知事はこの日、
「地下鉄の利用者は市外の人の方が多い。1駅区間だけ乗ることはない」とし、
100円に値下げをしても、市外の利用者には恩恵はないと「平松構想」を激しく批判。
「市役所には任せられない」としたうえで
「平松市長は市内の人のことだけを考えている。地下鉄は広域行政体がやるべきだ」と語った。
産経ニュース 2010.8.24 12:31