deahiro’s blog

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松下 ブラウン管撤退へ TV市場「主役交代」鮮明の事。

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松下電器産業が1952年以来、
半世紀以上も続けているブラウン管テレビの生産から2010年度にも撤退し、
薄型テレビのシェア拡大に一段と力を入れることになった。
世界のテレビ市場で、ブラウン管から薄型へという「主役交代」が
一気に加速していることを示している。

松下は、国内のテレビ市場でトップクラスのシェアを誇る。
世界でもプラズマディスプレー(PDP)ではトップだ。
しかし、液晶での出遅れなどが響き、テレビ全体では世界のシェアが約8%と、
5位前後にとどまっている。ソニー(22%)や韓国・サムスン電子(15%)との差は大きい。

その中で世界の薄型テレビ市場は急拡大しており、
電子情報技術産業協会によると、PDPは12年に07年の2・2倍の2500万台、
液晶も2・1倍の1億5500万台に増える見込みだ。

新興諸国でも急速に「薄型化」が進んでおり、
08年には世界全体で市場に占める薄型テレビの比率が56%と、
初めて50%を超えるとみられている。

松下電器の連結売上高でも、
薄型テレビはすでに約1割にあたる9000億円規模の「最重点事業」になった。
事業の成否が経営に与える影響はますます大きくなっている。

ライバルのソニーサムスンやシャープなども主軸を薄型に移し、
薄型テレビ関連の投資を加速させている。
松下電器も、経営資源を薄型テレビに集中させる必要があると判断したようだ。

松下電器は、70年代の「クイントリックス」や
90年代の「画王」などブラウン管テレビで数々のヒット商品を生み出し、
世界のメーカーで最多の3億台近くの商品を販売してきた。

テレビは消費者に最も近い電機メーカーの「顔」ともいえる。
松下電器が歴史あるブラウン管と「決別」することで、
シャープや三洋電機などブラウン管テレビの生産を続ける他の電機メーカーの戦略にも
大きな影響を与えそうだ。

                         (2008年8月17日 読売新聞)

いや~。確かにブラウン管テレビは、場所をとりますからね。
でも、今に薄型テレビももっと薄く、紙みたいにペラペラになるんじゃないの?

今の子供達は、白黒テレビや、
チャンネルをガチャガチャと回す方式(←よくチャンネルのツマミが取れただよね。)
なんて知らないだろうし、ブラウン管テレビも過去のものになっていきますね~。

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