deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

インドの30万円カー販売構想の事。

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インド最大の財閥にして、
インド最大の自動車メーカーであるTata Motorsが威信をかけて送り出す『1lakh Car』。
その名も『Mantra(真言)』(インド人関係者から聞いた量産時の車名)

1lakhは10万なので、10万ルピー。今は1ルピーが3円くらいなので、30万円。
30万のクルマ?と言われてピンと来ないあなた、まともです。

二年くらい前、初めてTataが
「インド人のインド人によるインド人のためのクルマ」として
『1 lakh Car』構想を発表したときの反応は冷たいモノだった。
欧米・日系メーカーはほとんどスルー。
当のインド人ですら「絶対無理」、「オート四輪じゃないの?」、
「どうせパフォーマンスだけ」とネガティブ意見のオンパレード。

しかし、Tataは諦めなかった。
先進国のメーカーに冷めた目で見られようが、
財閥の金を無駄遣いしていると地元のメディアに揶揄されようが、ひたすら頑張った。
で、どうやら本当に作ってしまった。
何というか、ホンダばりのPower of Dreamsである。
(実際、Tata財閥総帥のRatan Tataは、彼個人の夢のプロジェクトであると語っている)

以下が、徐々に明らかになってきた『Tata Mantra』のスペックだ。
材料費の関係でジャスト1 lakhルピーは無理かも知れないが、
「それに近い価格」で行けそうだという。
実際に、試験走行を見たインド人に言わせると、
「超低価格とはいえクルマとして成り立っている」そうだ。

Tata "Mantra"
・600ccエンジンをRRで搭載
・4シーターまたは5シーター
・4ドア
・マニュアルトランスミッション
※写真はインドの雑誌に載った想像図

いや~。30万円カーですか~。
確かに、こんな車が出てきたら世の中変わりますね~。
実際、このインドの車メーカーに対抗するのかは分かりませんが、
ルノーヒュンダイでも同価格帯の車開発をしているそうです。

でも、この車、環境問題とか安全性とか材質のリサイクルとかは考えてないようです。。
超低価格車が大量販売されると地球環境的には問題ですね。
事実、これから大量に車が売れていくのは、インド、中国、アフリカ諸国と思います。


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