暖房用循環水に界面活性剤を混ぜると、 配管との抵抗が減りポンプを動かす電力を65%削減できたと、 産業技術総合研究所(茨城県)などの研究グループが発表した。 札幌市役所本庁舎を使った実証実験で、二酸化炭素排出量も年間約32トンの削減になるという。 実験は2月下旬から5月中旬まで、本庁舎の約32トンの循環水を使う温水循環システムを利用。 リンスに似た成分の界面活性剤を、約0.5%の濃度になるように加えた。 この結果、電気の周波数を通常の50ヘルツから35ヘルツに落としてポンプを作動しても 必要な流量を確保することができ、実測値で65%の電力を削減できた。 この実験結果から試算すると、年間の節電量は、 本庁舎の総電力量の約1.3%に相当する5万8000キロワット時で約63万円の経費削減となる。 同研究所エネルギー技術研究部門の武内洋・副研究部門長は 「冷房でもほぼ同じ配管を使うので、夏には冷房での有効性を実証する。 データを蓄積し効果がある省エネ技術として普及させたい」 と話している。【石塚孝志】 毎日新聞 2007年5月29日 19時52分
いや~。要するに石鹸を混ぜたら65%の省力化ってことですか?
もう日本中の循環型冷暖房システムにシャンプーを混ぜましょう?
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