deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

グーグルCEOの事。

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人びとが世界を見る「目に」
グーグルCEO
エリック・シュミットさん(52歳)

世界中すべての情報を検索可能にし、指先一つで呼び出せるようにする――。
そんな壮大な目標に突き進んでいるのがグーグルだ。 

インターネット上の文字や画像はもちろん、世界中の地図や航空・衛星写真を閲覧できる。
まだごく一部だが、月や火星の表面写真も見られる。
今や世界中の人が、グーグル経由で情報にアクセスする。いわばグーグルを通して世界を見ている。 

「文字情報一つとっても、本や雑誌など、検索できないものの方がまだずっと多い。
  外国語の検索も課題で、自動翻訳の研究も進めています」 

グーグル登場以前、ネットの自動検索サイトで情報を探すことは難しかった。
米大統領の名を入力してホワイトハウスのホームページが上位に表示されるかどうかすら怪しかった。 

スタンフォード大の学生だったラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの2人は
「ページランク」という発想に基づいて、重要なページほど上位に表示する技術を編み出し、
1998年にグーグルを創業した。 

そして2001年、この人が最高経営責任者(CEO)に就任する。
サン・マイクロシステムズの最高技術責任者やノベルのCEOを歴任し、技術と経営を熟知する。
ベテランと若い2人の発想力がかみ合い、グーグルの快進撃が始まる。 

欧州やアジアに営業拠点を精力的に広げ、グローバル企業に成長させた。
収入の大半は世界中から上がる広告料金だ。
検索の場合は検索語に応じて、提携するホームページの場合はページ中の言葉に合わせて、
きめ細かく広告が表示される。 

04年に株式を公開し、時価総額は現在約1500億ドル(約18兆円)にのぼる。
最近は動画投稿サイトのユーチューブや、ネット広告大手のダブルクリックを買収し、
独占批判も招く。 

「重要なのは、グーグルの文化を維持することです」 

文化とは、ユーザーを最優先し、製品の質と操作性を絶えず向上させることだ。
「会社が拡大し世界中から個性的な技術者が集まる中、この文化を守っていくよう努力しています」 

無料の検索で始まったグーグルのサービスは、
今やネット上で表計算ワープロの文書作成ができるほどに拡大した。
パソコンに高価なソフトを導入しなければできなかった作業が、
ネットに接続するだけで可能になりつつある。
その勢いで企業内システムにも進出、急速に成長している。 

「このまま進むと、マイクロソフトやIBM、
  オラクルといった大手と正面から競争することになりませんか」と尋ねると、
「ノット・IBM、ノット・オラクル(IBMやオラクルとは競争しない)」と答え、微笑した。
「マイクロソフトとは競う」という意味だ。 

ネット上でサービスを動かすグーグル型モデルと、
パソコン上でソフトを動かすマイクロソフト型モデル。
これからのインターネット革命をリードするのはどちらなのか。
本格的な戦いが始まろうとしている。 

文・丹治吉順(よしのぶ)、小山田研慈  写真・会田法行

                                                        asahi.com 2007.05.05

いや~。グーグルの素晴らしさは毎日、実感しています。(グーグルが無いと仕事が出来ません。。)
かといって、『グーグル万歳!』とも、この頃思えないんですよね~。

知識が集中しすぎているというか…。情報操作が怖いというか…。

これからも、グーグルには注目ですよね~。