米国の国際安全保障関連の非営利研究機関である 世界安保研究所(WSI)傘下の国防情報センター(CDI)は22日、 米国国防省が2008年度予算に盛り込むことを申請した宇宙開発計画関連予算のうち 約10億ドル(約1211億円)が、衛星攻撃兵器や潜在的に宇宙兵器の開発につながる研究と関連がある、 という分析結果を発表した。 CDIは、宇宙空間を軍事的な面で活用することについて 国民的な合意が得られていない状況であるにもかかわらず、 ブッシュ政権が宇宙空間の軍事利用が可能な研究や技術開発への投資を続けている、と主張している。 また「米国のこうした行動が他国に脅威を与え、宇宙兵器の開発競争を誘発しかねない」と警告した。 CDIのテレサ・ヒチェンズ所長は 「今回の計画が、長期的に米国の宇宙における安全保障に与える影響について、 議会が綿密な検討を重ねるべきだ」と主張している。 以下、CDIが「憂慮すべき」実験として列挙したものを整理した。 ◆宇宙迎撃実験のための基盤整備 ミサイル防衛庁(MDA)は、 宇宙空間で敵のミサイルを撃墜することが実際に可能かどうかを実験するための基盤施設の整備に 1000万ドル(約12億1100万円)を計上した。 これは弾道ミサイル防衛システム(BMDS)を補完するためのものだ。 この予算案が承認されれば、純然たる宇宙兵器の開発のみを目的とした実験に、 1993年以降初めて予算を計上することになる。 ◆近赤外線監視の試験衛星( NFIRE)打ち上げ 米国は当初、軌道上の衛星に戦術高エネルギーレーザーや弾丸などの発射体を搭載し、 宇宙から敵のミサイルを迎撃する構想を持っていた。 だがその後、計画を縮小し、 上昇中の敵のミサイルを迎撃する近赤外線監視の試験衛星( NFIRE )打ち上げ計画を進めている。 08年には宇宙空間で半径10キロ以内の範囲にある飛行物体を迎撃する実験を行う計画で、 その実用化に向け大きな一歩を踏み出したことを示している。 チェ・ギュミン記者 朝鮮日報/朝鮮日報JNS 2007年02月24日15時21分
いや~。この頃、中国が強引な宇宙開発をしているのは、
米国の、こんな兵器の開発がからんでいるんですね。
米国の、こんな兵器の開発がからんでいるんですね。
まぁ、中国の気持ちも分かるし、
世界の警察との自意識がある米国の気持ちも分からんでもないですね。
世界の警察との自意識がある米国の気持ちも分からんでもないですね。
上記の兵器開発予算の十分の一でも、世界平和の為に使った方が…
理想主義者的発言を、私 言っていますかね?
理想主義者的発言を、私 言っていますかね?