闘病生活を送る子どもたちの話し相手にと、 簡単な会話ができるロボット「よりそいイフボット」が28日、 大阪府泉大津市の市立病院に贈られた。 白血病で入院中にイフボットの試作機のモニターを務め、 14歳の若さで亡くなった木田翔太君の母美恵子さん(53)が代表を務める 埼玉県朝霞市の市民団体「全国にとどけよう コミュニケーションロボットと翔ちゃん基金」 が寄贈した。 イフボットは5歳児程度の会話ができ、 顔にある108個の発光ダイオードで数十種類の表情もつくる。 面会時間後の夜間、独りぼっちになる子どもたちの孤独感を和らげるためにつくられた。 翔太君は04年2月、白血病のため、埼玉県内の病院に入院。 骨髄移植には成功したが、合併症で04年10月に亡くなった。 「イフボットと最期まで一緒だった。親にも言えないことをきっと話していたと思う」と美恵子さん。 息子のように闘病中の子どもたちを励まそうと、家族や仲間と昨夏から募金活動に取り組み、 今回第1号の寄贈にこぎつけた。イフボットには「翔ちゃん」と名付けた。 基金は寄贈するイフボットの名前をすべて「翔ちゃん」にするという。 「翔ちゃんにいろんな所に飛んでいってもらいたい」という願いからだ。 募金の問い合わせは同基金(048・468・5805)へ。 ホームページはhttp://www.shochan-kikin.jp asahi.com 2006年08月28日
・・・子供の病気は親にとつては自分の病気よりも辛いですからね。。。