ノルウェーSINTEFの科学者が蛇型のレスキューロボット"Anna Konda"を開発。 本物のヘビのように全身をくねらせて動き、 消防士が立ち入れない危険な場所や狭い地形も移動できます。 というだけなら他のヘビ型ロボットと変わりませんが、 アンナさんの特徴はホースから供給される100バールの水圧で動くところ。 鋼鉄製の外骨格のなかには1モジュールにつき二つの水力モーターと弁が内蔵されており、 動力のほか放水して消火に、あるいは強力な水圧で壁を破壊することも可能。 頭部分に内蔵したカメラを通じてリモートで操作されます。 用途としてはトンネル火災のように危険な状況での 消火活動や生存者のための酸素供給などが考えられているとのこと。 道路脇の消火栓に内蔵されて火事が起きるとくねくね現れて消火するようになれば画期的ですが、 暴動鎮圧や人類対機械戦争にも活躍しそうです。 Posted Aug 5, 2006, 11:00 PM Engadget Japanese