繁華街での交通渋滞緩和と省エネを目指す豊田市は、
今年８月名鉄豊田市駅周辺で、近場の行き来に自転車を貸し出して車利用を抑える実験を始める。
実験は、駅前での買い物やちょっとした外出には、
自動車運転を控え、自転車を利用してもらおうというねらいで行う。
駅周辺３か所に、普通タイプの自転車５台、上り坂などを楽に登れる電動タイプ２台を置く。
利用者は、５００円を支払って自転車を借り受け、返却時にはお金を返してもらえる。
来年３月まで実験し、その間、利用者アンケート調査などで改善点などを聞くことにしている。
市は昨年２月、駅周辺で自転車を利用したいかどうかを通行人２４０人にヒヤリング調査。
結果は、３割にあたる約８０人が「自転車があると便利」と答えた。
また、同市周辺では自転車のレンタル事業を展開する民間業者もおり、
自転車利用について、市は、かなりの潜在的な需要があるとみている。
“クルマの街”にふさわしい交通システムづくりを目指す市はこれまでに、
小型電気自動車の利用実験なども実施しており、
「課題や効果を明確にしたうえで本格的な導入を検討したい」としている。
（2006年6月6日 読売新聞）
いや～。少しずつこんなレンタルサイクル事業が増えれば
放置自転車なども無くなるかも･･･
豊田市で行うってとこがイイですね～。
