将来の有人火星探査に備え、米国の大学生らが火星探査用の宇宙服を試作、公開した。 米航空宇宙局(NASA)が10万ドル(約1100万円)を助成した本格的な研究開発で、 学生らは「さらに大きなプロジェクトへの第一歩」と意気込んでいる。 ノースダコタ大など5大学の学生が1年がかりで開発。 ノースダコタ州の「火星に似た荒れ地」で性能や着心地が確かめられた。 宇宙空間や月面で着用する重装備の宇宙服と違って重さ21キロと軽量化が図られている。 AP通信によると、トラのようなしま模様には 「火星の赤褐色の大地の上で、もし宇宙服が汚れても見つけやすい」などの理由があるという。 米国ではブッシュ大統領が04年に新宇宙戦略を発表。 18年に月に、30年以降に火星に人を送る計画だ。 欧州も独自の「オーロラ計画」で有人火星探査を目指している。 2006年05月08日 asahi.com
火星に人が立つ時に私は生きているのでしょうか?