国内最大のカブトガニ捕獲 佐世保の水族館で人気者 長崎県佐世保市沖の九十九島海域で、 全長79・5センチ、重さ5キロもある大型の雌のカブトガニを漁船が捕獲。 同市の西海パールシー水族館に寄贈され、人気者となっている。 カブトガニ博物館(岡山県笠岡市)によると、 これまで捕まえた最も大きいカブトガニは、63センチ、3・5キロで、 今回のものは国内最大という。 カブトガニは雌と雄が前後にくっついて動き回る習性があり、 早速、水族館にいた雄と仲良しに。 飼育係の山口陽介さん(30)は 「これからのクリスマスシーズン、仲良しのカブトガニを見に来て」と話す。 2、3億年前の姿をとどめ「生きた化石」とも呼ばれるカブトガニは、 瀬戸内海沿岸から九州北部海域に生息。数が減り続け、環境省は絶滅危惧(きぐ)種に指定している。 (共同通信) - 11月27日15時46分更新