重い資材を運び、腰やひざを頻繁に曲げての作業が多い
作業員向けロボットスーツの導入実験が、
実際の建設現場で進んでいる。
5月には初めて国外に出荷。活躍の場が世界に広がり始めている。
筑波大発のベンチャー企業サイバーダインが開発した
「ロボットスーツHAL作業支援用」は、
腰に装着して作業を支援する。
モーターで動くアームが太ももを押すことで、
物を持ち上げるなどの作業で腰への負担が4割ほど軽減できるという。
サイバーダインに出資する大和ハウス工業では、
高齢化や人手不足が進む建設現場にロボットスーツを導入し、
5月から検証実験を始めた。
データの収集と分析をし、スーツの活用が効果的な作業を特定。
1年後に本格的な運用をめざすという。
ロボットスーツを装着し、鉄筋などを運んでいる貴田昭道さん(52)は
「初めは違和感もあるけれど、作業していて楽だし、楽しいなと思います」
サイバーダイン社は実在するのね。
『アシストロボ、普及するか?』の事。