deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

Sガンダムの事。

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はい。Sガンダム
スプリームガンダムでも、スペリオルガンダムでも商標登録が取れませんでした。笑

 

ガンダムは、
登場したガンダムタイプMSです。
Zガンダム以上のガンダムというコンセプトで開発され、熱核反応炉4基搭載。
Aパーツ単独でGアタッカー。Bパーツ単独でGボマーという飛行形態に変形可能。
Gコアという専用コアファイターとA・Bパーツの合体で、Sガンダムになります。
更にプロペラント・ユニットを装着して変形すれば、
Gクルーザーという巡航形態にもなれます。

 

現在まで出てきたガンダムという名前をつけられたMSの中で、
もっとも複雑に変形・合体するMSです。

 

当初はバンダイモデルグラフィックス(模型雑誌)の共同企画でしたが、
バンダイは企画当初で脱退(映画、逆襲のシャアとのバッティング)のため、
モデルグラフィックスのオリジナル企画としてスタートしました。

 

いうなれば、Sガンダムは公式ガンダムでなくなってしまい。
一模型雑誌の俺ガンダム、勝手ガンダムでしたが、
この『ガンダム・センチネル』が面白いのなんのって!!
ファースト・ガンダムのエッセンスをスゴク取り入れた上で、
ガンダムは、Zプラス(量産型Zガンダム)、FAZZ(先行試作型ZZガンダム)を
引き連れて活躍するのでした!

 

製作スタッフの好みからか、ニュータイプは登場しません。
ただ、Sガンダムには、初代RX-78ガンダムに搭載されていた
『教育型コンピューター』の
発展進化版『ALICE』(←女性人格)が組み込まれており、
自機(Sガンダム)が危険にさらされると、
パイロットが操縦しなくても、勝手に動くのでした。
いわばSガンダム自体がニュータイプとして、ヒトの気持ちを感じ取っていました。。
ガンダムと一緒に、美少女キャラを描いてあるイラストがありますが、
センチネラーの心の中では、ALICEは美少女に見える。爆

 

結局、コアなヘビーガンダマー達から
ガンダム・センチネル』は絶大な人気をはくし、
バンダイが描くなと怒っても、小林誠氏も自分のガンダム漫画で、
ガンダムを出しまくり、
ついには、Sガンダムも『ガンダム・センチネル』も公式設定となり、
プラモデルも発売されました。

 

ガンダム・センチネル』の総合プロデューサーであり、
バンダイへの就職を直前で蹴られた経歴もある『あさのまさひこ』氏は、
このムーブメントをどう感じられたのかな?

 

いずれにせよ、この一模型雑誌のガンダムが、
あれよあれよという間にバンダイになくてはならないガンダムになっていく様を
リアルタイムで見ていた(楽しんでいた)私は、
このSガンダムにまつわるムーブメントが大好きなんですよ。

 

そうそう。Sガンダム頭部の黄色のサイド・フィンは、
当時フェラーリのフラッグシップカーだったテスタロッサからのパクリです。笑