カナダのサイモンフレーザー大学は2月7日、
人間の歩く動作で発電する小型発電機を開発したと発表した。
ひざに装着して利用する発電機で、両ひざに装着した場合、
通常の歩行に「少し追加の負荷」を加えることで、最高5ワットを発電できるという。
速歩きなら、13ワットの発電が可能。
この場合、1分間の歩行で、携帯電話の通話時間30分相当を発電できるという。
整形外科用の軽量の矯正器に似た「Biomechanical Energy Harvester」は、
発電機のほか、クラッチやギア、制御システムを装備。
ハイブリッドカーの回生ブレーキと同様の原理を活用したという。
回生ブレーキでは、車が減速する際、熱として放散してしまう運動エネルギーを集めて利用するが
このHarvesterも同様に、1歩の動作を終える時点で、
筋肉が足の動きを減速させる際のエネルギーを利用するという。
「この技術は、医療や軍事、消費者向けに応用できる」と、
論文執筆を率いたマックス・ドニラン准教授。
同氏が取締役を務めるカナダのBionic Powerでは、
18カ月以内に試作品の提供開始を計画しているという。
2008年02月09日 08時24分 更新 ITメディアニュース
人間の歩く動作で発電する小型発電機を開発したと発表した。
ひざに装着して利用する発電機で、両ひざに装着した場合、
通常の歩行に「少し追加の負荷」を加えることで、最高5ワットを発電できるという。
速歩きなら、13ワットの発電が可能。
この場合、1分間の歩行で、携帯電話の通話時間30分相当を発電できるという。
整形外科用の軽量の矯正器に似た「Biomechanical Energy Harvester」は、
発電機のほか、クラッチやギア、制御システムを装備。
ハイブリッドカーの回生ブレーキと同様の原理を活用したという。
回生ブレーキでは、車が減速する際、熱として放散してしまう運動エネルギーを集めて利用するが
このHarvesterも同様に、1歩の動作を終える時点で、
筋肉が足の動きを減速させる際のエネルギーを利用するという。
「この技術は、医療や軍事、消費者向けに応用できる」と、
論文執筆を率いたマックス・ドニラン准教授。
同氏が取締役を務めるカナダのBionic Powerでは、
18カ月以内に試作品の提供開始を計画しているという。
2008年02月09日 08時24分 更新 ITメディアニュース
いや~。歩くだけで携帯を30分使える電力が発電できるんですか~。
日本中のサラリーマンがこの発電機を付けたらどれくらいの電気が作れるんでしょうね?
日本中のサラリーマンがこの発電機を付けたらどれくらいの電気が作れるんでしょうね?
下記に今まで当ブログが取り上げた日常の行動が電気になる記事を紹介しておきますね。