今から1億2500万年前の白亜紀に栄えた恐竜の中には 湖を自由に泳ぐ能力をもっている種類がいたことが24日、 専門誌(US journal Geology)に掲載された論文によって明らかとなった。 この研究を行ったのはフランスのUniversity of NantesのLoic Costeurらを中心とする研究グループ。 研究グループはスペインで見つかった化石に着目。 1億2500万年前の当時には湖の底に堆積していた泥だったその化石には 「Sの字」の形をした爪で引っかいたような不思議な模様が15メートルにも渡って残されていた。 研究調査の結果、その化石に残されていた跡は 恐竜が後ろ足をヒレのように使って泳いだ際に足が湖底を擦った跡でないかと結論付けた。 研究グループではこの恐竜は相互に足を動かして、 ちょうど現在の水鳥のように泳いだのではないかと推測している。 画像は化石に残された跡から研究グループが描いた恐竜の泳ぐ姿の想像図。 【テクノバーン 2007/5/25 15:17】
いや~。こういう画像を見ると、恐竜も生物っぽいですよね~。