2006年11月27日、湖南(こなん)省長沙(ちょうさ)市の気温が下がり、 本格的な冬が間もなくやって来る。 長沙市動物園にある爬虫類館の、ニシキヘビの飼育係たちは大忙しだ。 なぜならニシキヘビは、気温が一定以下になるとすぐに冬眠に入るためだ。 飼育係はニシキヘビが眠りにつく前に、お風呂を用意した。 意外なことに、暖かいお湯はヘビにとっても気持ちがいいらしい。 とぐろを巻いて、のんびりくつろいで入っている光景はなんとも不思議なものだ。 飼育係の話によると、こうして湯に浸かることには、寄生虫をなくす効果もあるそうだ。 ニシキヘビはゆっくり湯に浸かった後、悠々と冬眠場所へ向かって這っていった。 (Record China) - 11月29日9時48分更新