ジャストシステムが発表した
「インターネットに関する利用動向調査」の結果により、
“若者のPC離れ”の傾向が浮き彫りになったことが、
ネット上で話題となっている。
この調査は、
同社が15~69歳の男女1100人を対象に行ったアンケート。
同社の発表によれば、スマートフォン利用者に
「各種メディアにおけるプライベートでの1日の視聴・閲覧平均的時間」を
聞いたところ、
15~19歳の若者の“PCでのネット利用時間”は88.2分だったという。
2013年9月の同調査では143.9分だったことと比較すると、
約3分の2以下と大幅に減少していることがわかる。
この結果はプライベートでの視聴・閲覧時間を表しているが、
スマートフォンが普及した今、デスクワークのない10代の若者にとって、
PCは不要といえるのかもしれない。
ツイッター上では、
「パソコンってすっかりビジネスマン専用デバイスになったよな。
一般消費者はスマホでほとんどのことできちゃうから、
PCの必要性が激的に下がってきてる」
「これは本当にそう。大抵のことはスマホで済んでる。
週のうちPCの電源を入れるのは週末ぐらいだ」
という声が上がっているのだ。さらに
「ドラック&ドロップに戸惑ったり、フォルダやディレクトリ、
保存の概念が判らない学生が増えたよ」
「今どきの若者はソフトウェアの機能を有効に使えない人が多い」
とPC独自の操作や機能を扱えない若者が多くなったことを
指摘する声も多数あがっている。
なお、キーボードについても、
「そしてもうすでにキーボードを使えない若者が大量発生中」などという
指摘があるが、
「長文の文字入力でさえ,
最近の若者はソフトウェアキーボードを器用に使いこなしているから,
PC 何って感じだよね」
という意見もあり、
スマートフォンの進化でPC機能が代替されていることもあるようだ。
時代とともに変わる“パーソナルコンピューター”事情。
見かけなくなったPCアイテムはたくさんある。
ひと昔前は“カフェで仕事”というのも信じられなかったはずだ。
今の10代が社会人になる頃には、
また新しいビジネススタイルが生まれていることだろう。
実に興味深い・・・。