米プリンストン大などが、
圧力をかけると電気を発生する圧電素子をシリコーンゴムのフィルムの上に生成することに成功した。
このフィルムは人間の体に埋め込んだりはり付けたりでき、
呼吸や歩行の運動から得た電力で携帯電話や心臓ペースメーカーなどを充電することも期待される。
専門誌「ナノレター」電子版に発表した。
圧電素子は、ガス台の点火装置や圧力センサーなどに広く使われているが材料は硬いセラミック。
製造にも高温が必要で、プラスチックやゴムの上に作れない。
そこで研究チームは最新の半導体製造技術を応用。
高効率の圧電素子に使われるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の薄膜を
シリコーンゴムの上に「印刷」し、圧電素子の性質を示すことを確認した。
美容整形などに使われるシリコーンゴムは軟らかく安全で、体に埋め込んだりできる。
チームは、実際に電力を取り出して携帯電話などを動かす実験を準備中だ。
論文によると、人間が呼吸するときの肺の運動では1ワット程度、
歩くときに足の底が床を踏む運動では67ワットほどのエネルギーが発生する。
後者の1~5%を回収できれば携帯電話程度は使えるという。
JR東日本は、自動改札を通る乗客が床を踏むときのエネルギーを圧電素子で取り出す
「発電床」の実験をしたことがある。
2010年3月2日4時21分 asahi.com
圧力をかけると電気を発生する圧電素子をシリコーンゴムのフィルムの上に生成することに成功した。
このフィルムは人間の体に埋め込んだりはり付けたりでき、
呼吸や歩行の運動から得た電力で携帯電話や心臓ペースメーカーなどを充電することも期待される。
専門誌「ナノレター」電子版に発表した。
圧電素子は、ガス台の点火装置や圧力センサーなどに広く使われているが材料は硬いセラミック。
製造にも高温が必要で、プラスチックやゴムの上に作れない。
そこで研究チームは最新の半導体製造技術を応用。
高効率の圧電素子に使われるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の薄膜を
シリコーンゴムの上に「印刷」し、圧電素子の性質を示すことを確認した。
美容整形などに使われるシリコーンゴムは軟らかく安全で、体に埋め込んだりできる。
チームは、実際に電力を取り出して携帯電話などを動かす実験を準備中だ。
論文によると、人間が呼吸するときの肺の運動では1ワット程度、
歩くときに足の底が床を踏む運動では67ワットほどのエネルギーが発生する。
後者の1~5%を回収できれば携帯電話程度は使えるという。
JR東日本は、自動改札を通る乗客が床を踏むときのエネルギーを圧電素子で取り出す
「発電床」の実験をしたことがある。
2010年3月2日4時21分 asahi.com
いや~。世界中の携帯を、自分の呼吸や歩く事で充電できたら、
どれだけの電力が浮くんでしょうね?
どれだけの電力が浮くんでしょうね?