インド最大の自動車メーカーTata社は、
ルクセンブルグを拠点とするMoteur Developpment International(MDI)社から、
世界初の「エアカー」技術についてライセンス供与を受けた。
エアカーのエンジンは、圧縮空気と電気、もしくは可燃性液体燃料のどちらかで動作する。
ガソリンと電気を使う従来型ハイブリッドカーでは
高価なバッテリーと電力制御装置を必要とするが、
このシステムでは代わりに、圧縮空気タンクと複数のバルブからなる装置を使用する。
精密に計量された空気が、ピストン・エンジンへと注入される仕組みだ。
Tata社ではこのエンジンを、重量500キロ程度の市街地用小型自動車に採用したいと考えている。
100リットルの2つの空気タンクで、
街中であればおよそ100キロメートルから150キロメートル走行可能だ。
空気は圧縮空気補給所で補給し、補給にかかる時間は2分程度。
家庭や職場の220ボルトの電気プラグに接続する場合は、約4時間で「満タン」になる。
WIRED NEWS 2007年07月27日
いや~。圧縮空気で動くエアカーってまだ開発されていたんですね~。
当ブログ「出合の広場」の開設頃のエアカー記事を
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