フランスに建設される国際熱核融合実験炉(ITER)の関連研究を行う、 国際核融合エネルギー研究センターの開所式が3日、青森県六ケ所村で開かれた。 設置主体の日本原子力研究開発機構の岡崎俊雄理事長は 「世界はエネルギーと温暖化問題に直面しており、 究極のエネルギーとして核融合の重要性は高まっている」とあいさつした。 センターは一時的に同村内の事務所に開設され、 建設中の新センターが2009年春に完成するまで基礎的研究や準備などを行う。 センター完成後は、ITERを日本から遠隔操作する研究のほか、 最先端のスーパーコンピューターで核融合に必要な高温のプラズマのシミュレーションを行い、 ITER研究の効率化を図る。ITERの次世代炉にあたる原型炉の設計にも生かされる。 2007年07月03日20時41分 西日本新聞
いや~。核融合炉開発!