deahiro’s blog

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モンゴルで育て「菜の花」 バイオ燃料に活用の事。

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モンゴルで菜の花を大規模栽培し、バイオディーゼル燃料(BDF)を製造する
日本とモンゴルの合同プロジェクトが滝川市の滝川なたね生産組合の協力で始まった。

同組合の宮井誠一組合長と江崎徹男副組合長が八、九の両日、
同国北部のユロー村で、現地農民に種まきなどの技術を指導。
日本一の菜種生産量を誇る滝川の先進的な取り組みが異国の大地で実を結ぶ。 

首都ウランバートルの北約三百キロにあるユロー村。
地平線まで草原地帯が広がり、北海道と比べてもけた違いのスケールに宮井さんらは息をのんだ。
「条件はいい。気候温暖化対策としても、意義あるプロジェクトだ」と宮井さんは語った。 

モンゴルではウランバートルで大気汚染が深刻化しており、
合同プロジェクトは環境対策のほか、
地元の産業おこしや美しい菜の花畑を観光資源にとの期待も大きい。 

事業主体は、建設コンサルタント大手の日本工営の福地智恭さんや
モンゴルの企業経営者ら十人が個人で出資し、設立した現地合弁会社「ナノハナ」。
今年は試験的に約百八十ヘクタールで菜の花を栽培、十月に収穫する。 

二○一二年には、モンゴルの三地域で滝川の約四百倍に当たる
五万ヘクタールに栽培面積を拡大する計画。
ただ連作障害を避けるため、半分は大豆、ひまわりなどを栽培する。 

北海道では秋に種をまき、翌年夏に菜種を収穫するのが一般的だが、
モンゴルは年間降水量が三、四百ミリと少なく冬季の気温が氷点下三○度以下になるため、
春に種をまき、秋に収穫する春まき栽培が中心になる。 

画像:ユロー村の広大な草地で種まきの実演をする宮井さん(右)

                                                     北海道新聞 2007/06/12 08:38

いや~。大変、意義のある素晴らしい計画ですね~。
是非、五万ヘクタールで菜の花を栽培してもらいたいですね~。