人類を再び月面着陸させる
「アルテミス計画」を主導している米航空宇宙局（NASA）は24日、
米南西部アリゾナ州で、月面を走行する有人探査車の試験現場を公開した。
今回の試験には宇宙航空研究開発機構（JAXA）も参加し、
新たに開発する探査車を2030年ごろに月面に送ることを想定している。
試験地はアリゾナ州北部にある、
グランドキャニオンを観光する際の拠点となる都市フラッグスタッフの近郊。
古い噴火口や溶岩が流れた跡が残る砂漠地帯だ。
NASAはこの地を「模擬月面」として機器の開発に利用してきた。
月面有人探査車の試験が10月11～22日にあり、
JAXAからは星出彰彦飛行士や金井宣茂飛行士らが参加した。
使ったのはNASAが所有する月面探査車の試作機で、
NASAやJAXAの宇宙飛行士らは順番に数日間、この試作機内に滞在。
食事や睡眠をとりながら、車外に出て地質調査なども実践し、
次世代の有人探査車をつくる際の課題を洗い出した。
SF映画の車みたいって、
映画の方が真似てるんですよね。笑
